断念……

訂正中の文章の年内UPを断念しました(涙
前半部を大幅に改定する為です。
何にせよ、今年度中にはUPにこぎ着けたい所……
以下、そのごく一部です。
——

「! ……後ろ!」
 龍樹は叫ぶや否や、振り向き様に裏拳を繰り出す。
「ギャッ!?」
 ぐにゃりとした、嫌な手応え。悲鳴とともに、翼のある奇怪な生物が地面に叩き付けられた。すかさず壁に向け、蹴り飛ばす。
 激しく壁に叩き付けられたその生物は、それきり動かなくなった。
「これ……」
 その姿を目の当たりにした智美の声が震えている。
 蝙蝠、では無い。翼の他に奇妙なねじくれた手足を持つ、この世のものならぬもの。
 それは、一同の目の前でシュウシュウと白煙を上げ、解け崩れていく。
 後に残ったのは、汚猥な黒い水たまり。
 一同は暫し、無言であった。
「こんな物がいたとは……」
 沈黙を破り、蒼白な顔で大悟が呟く。
「帰ろうよ……」
 その肩にすがりついた桜の、消え入りそうな声。
「そうだな。……待て!」
 龍樹が叫ぶ。
 どうした、と問う間もあらばこそ……ギシギシと床を軋ませ、何者かが近付いてくる足音が聞こえた。
「そんな……」
 智美の身体が恐怖に震える。
 龍樹は彼女を庇いつつ、教室の奥へと下がった。
 大悟も、その背後に桜を庇い、それに倣う。
 そして間もなく……
——ガシャーン!
 廊下側の窓を砕いて、大悟の背丈をゆうに上回る巨大な影が現れた。それは、筋骨隆々たる肉体に、頭部には角をもつ、まさしく鬼。

——
まあ、こんな感じの話です。
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by hikami_hirokazu | 2004-12-21 21:31 | 創作
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